このたび、ETロボコン関西地区実行委員会主催で、5月に開催しました地区独自勉強会ZEROに続き、地区独自勉強会ONEを開催することとなりました。これまでに実施してきました技術教育会の内容を補完するセッションを用意しております。さらに、公式試走会に先駆けて「本番コース」試走会を行います。9月の地区大会に向け気合を入れ直すきっかけや、ETロボコンをとおして組込み技術のスキル向上を目指すみなさんの相談の場、ならびに参加者同士の交流の場としてもご活用いただければ幸いです。
当日は、多数の皆様のご参加をお待ちしております。
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開催日時
2019年7月13日(土) 10:00~18:00 (9:30 受付開始)
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開催場所
株式会社富士通ラーニングメディア 関西ラーニングセンター
大阪市中央区城見2-1-61 TWIN21 MIDタワー12F- JR 東西線 京橋駅 西出口 (東西線のホームを経由) 徒歩8分
- 京阪電鉄 京橋駅 片町口 徒歩8分
- 地下鉄長堀鶴見緑地線 大阪ビジネスパーク駅 4番出口 徒歩5分
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参加申込み方法
以下の様式を用いて、メールでお申込みください。
- 宛先: ETロボコン関西地区事務局 etrobo-kansai-secret あっと chabozu どっと com
- 件名: ETロボコン独自勉強会 ONE 申し込み (チーム名を記載)
- 本文: 以下の項目を含めてください
- チーム名
- 参加地区
- 当日の全参加者の氏名
- 当日の連絡先(携帯電話番号など)
- 【A-1】セッションの全参加者の氏名
- 【A-2】セッションの全参加者の氏名
- 2019年度本番コースの走行練習の希望時間帯
- 第1希望
- 第2希望
- 第3希望
- モデル相談所の相談予定
- 予定あり or 予定なし
- 予定ありの場合は、現時点での相談予定内容を記載してください
- 走行相談所の相談予定
- 予定あり or 予定なし
- 予定ありの場合は、現時点での相談予定内容を記載してください
- その他(何か連絡事項があれば記載してください)
- 〈注意〉
- 参加申込みは、チームごとに情報を入力してください。
- ETロボコン2019の参加メンバーのみが勉強会に参加できます。
- 会場のキャパシティの関係上、応募者多数の場合は、1チームの参加人数を限定させていただくことがあります。
最終的に受講いただける参加者・セッションについては、7月10日(水)にメールでお知らせいたします。 - セッション、本番コース走行練習は、関西地区、北陸地区参加チームが優先となります。それ以外の地区の方も参加可能ですが、それぞれ空きがある場合のみ受け入れさせていただきます。
- 参加申込みされていない方は、会場にご来場いただいても、入場いただくことができませんのでご了承願います。
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参加申込み期間
2019年6月26日(水)~2019年7月8日(月)
※ただし、セッションの申し込みは一旦7月8日(月)で締め切り、それ以降は空きがある場合のみ受け付けます。 -
参加費
セッション参加料: 無料
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その他
インフルエンザやその他やむを得ない事情により、急遽開催日程や場所の変更、あるいは開催を中止させていただく場合がございます。あしからず、ご了承願います。
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スケジュール
カテゴリ 相談所 セミナーセッション 走行練習 9:30 受付開始 10:00 モデル/走行相談所 【A-1】ソフトウェア開発プロセス
~目的指向開発の重要性~ETロボコン関西地区実行委員
岩橋正実氏【B-1】2019年度本番コース練習場
※事前申し込み制
以下のいずれかの時間帯で、交代制とします〈プライマリークラス〉
- 10:10~11:55
- 12:05~13:50
- 14:00~15:45
〈アドバンストクラス〉
- 16:05~17:50
12:00 休憩 13:00 モデル/走行相談所 – 14:00 【A-2】リアルタイムOSを使いこなす!
ETロボコンの開発をレベルアップさせるには?京都大学 大学院情報学研究科
高瀬 英希氏16:00 – 17:50 終了 -
各カテゴリ概要
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【相談所】
ETロボコンでは、モデル提出が必須となりますが、モデル作成についての疑問点や質問などを実行委員に相談できる場を設けます。また、走行に関数相談についても受け付けます。ただし、以下の点について予めご了承の上、参加してください。
- 相談は随時受け付けています。質問内容によっては、対応できる実行委員がいない時間帯がある可能性があります。
- あくまでも相談の場なので、答えをその場で導く場ではありません。アドバイスや意見が聞けるというレベルで認識しておいてください。
- 相談に必要な資料や部品などは、相談者側でご準備ください。
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【セミナーセッション】
今回は、以下の2つのセミナーセッションを企画しました。いずれも、ETロボコンだけでなく、今後技術者にとって、価値ある内容となっていますので、ぜひご参加ください。なお、申し込みに当たっては以下の点にご注意ください。
- それぞれのセミナーは定員24名です。申込み順に受け付けますが、定員オーバーした際は、チームでの最大人数の制限をかけさせていただきます。なお、7月8日(月)で一旦申込みを締め切り、それ以降は空きがある場合のみ受け付けます。
- セミナー資料については、当日紙での配付はいたしません。事前に電子データを提供する場合がありますので、最終案内時(7月10日)にダウンロード方法をお知らせします。
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午前 (10:00~12:00)
【A-1】ソフトウェア開発プロセス~目的指向開発の重要性~- 講師: ETロボコン関西地区実行委員 岩橋 正実氏
- レベル/対象者: 初級~中級/開発プロセスを理解しその活用方法を学びたい方
- セッション概要: ソフトウェア開発プロセスとはなにか?基礎知識から開発プロセスの本質と目的指向開発の重要性についてESPR(組込みソフトウェアプロセスガイド)の解説を含めお話しします。
オブジェクト指向のオブジェクトは、目的を持ち目的の達成で価値を生み出します。ソフトウェア開発プロセスも同じ考えであることを解説します。
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午後 (14:00~16:00)
【A-2】リアルタイムOSを使いこなす!ETロボコンの開発をレベルアップさせるには?- 講師: 京都大学 大学院情報学研究科 高瀬 英希氏
- レベル/対象者: リアルタイムOS/リアルタイムシステム設計の初級者、業務・研究でITRON仕様OSを使うことになりそうな方、EV3RTで開発している方
- セッション概要: 本セッションでは、まずはリアルタイムシステムとはなにか?の基礎的なところからはじめ、リアルタイムOSの役割やメリット・デメリットを解説します。その後、ETロボコンで利用可能な開発環境の一つであるTOPPERS/EV3RTの仕様について、タスク状態とその遷移、代表的なサービスコールの振る舞い、セマフォなどのカーネル資源の利用方法について解説します。
という、堅苦しい話ももちろん大事なのですが、、、ETロボコンではリアルタイムOSの機能をどう使っていけばよいのでしょうか?セッション後半では、マルチタスク化の勘所やRTOSプログラミング、EV3RTの使いこなし方について、時間が許せばサンプルコードを読み解きながら、実践的に紹介してみたいと思います。
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【走行練習】
試走会前に本番コースを用いた走行練習の場を設けます。ライントレースなど基礎的な走行練習や難所の練習にぜひご活用ください。なお、以下の点にご注意ください。
- 2019年の本番コースを用意します。コース布と難所を用意する予定です。なお、本番の地区大会ではコース布の下に、スタイロフォームを敷きますが、今回の練習会では敷きません。そのため、直接コースの上を歩いていただくことになりますので、コース設置部屋は土足厳禁とします。そのまま、9月の地区大会で使用しますので、汚さないようにみなさんのご配慮をお願いします。
- 参加申込み時に事前に時間帯の申込みを行ってください。1つの時間帯では設定した最大チーム数まで受け付けます。同じ時間帯に最大チーム数を超える申込みがあった場合は、早く申込みしたチームから優先とします。そのため、プライマリークラスの方は、申込み時は第3希望までご連絡ください。どの時間帯に参加いただけるかは、最終案内時(7月10日)にお知らせします。
〈コースの時間帯〉
時間帯は以下の4つに区切って実施します。それぞれの時間帯では、最大9チームまで練習することができます。なお、以下のとおり出場クラスにより時間帯をわけています。- プライマリークラス向け
- 10:10~11:55
- 12:05~13:50
- 14:00~15:45
- アドバンストクラス
- 16:05~17:50
- プライマリークラス向け
- 開発作業場所として、1チームあたりテーブル1つと椅子2脚を用意します。電源も利用できるようにします。ただし、開発作業場所は練習時間帯ごとの入れ替え制となります。
- 1チームあたり走行練習に参加いただける人数に制限は設けませんが、コース設置部屋内については同時に最大2名までとします。走行体も同時に2台以上走行させることは禁止します(途中でメンバーや走行体を入れ替えて使うのは構いません)。
- 走行体、開発用PCなど、走行に必要な物品については、各自ご準備ください。実行委員会では、貸し出しはできません。
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《問合せ先》
ETロボコン関西地区実行委員会 事務局
etrobo-kansai-secret あっと chabozu どっと com