社会問題の一つとされる人手不足の中でも、ひときわ深刻なのがIT業界のエンジニア不足。
政府の試算によると2030年には約79万人もの人材が不足すると言われています。世界中におけるデジタル環境が加速化する中で、日本が遅れをとらないためにも、IT人材の育成は急務とされています。
しかし、実はもうひとつ切実な問題として浮上しているのが「人材の質」です。
本当に必要とされるスキルや経験をもった人材がいない、だから企業は常に「人材不足」という問題です。では、この「人材の質」をどのように高めていけばいいのでしょうか?
ETロボコンは、この「人材の質」を高める育成プログラムに最適であると、参加者の声を多くいただいております。高校生から社会人までを対象とし、20年にわたり毎年継続して開催されてきた本大会は、累計4474チーム・24823名が参加し、数多くの優秀なエンジニアを輩出してきました。
ETロボコン2022の開催が決定しましたので、関心をお持ちの方、参加をご希望の方を対象として、開催発表会を実施します。開催発表会では、2022年の競技内容等の概要説明に加え、ETロボコンを活用いただいている参加チームの方をお招きし、ETロボコンの魅力や活用事例をお話いただきます。
主催
一般社団法人 組込みシステム技術協会
開催概要
【日時】2022年2月15日(火)13:00~15:00(受付開始12:45~)
【対象】企業の人材育成を検討されている方やお悩みの方
人事・労務・教育・採用等を担当されている方
自らスキルアップを目指すエンジニアの方
授業や研究の課題(ソフトウェア開発、PBL、コンテスト)をお探しの教職員の方
成果発表の場を探している教職員の方
ETロボコンへの参加を検討されている方
ETロボコンのスポンサーを検討されている方
ETロボコンを取材していただけるメディア、ご関係者の方
※Zoomでの実施を予定しております。
プログラム
開会の挨拶 | (一社)組込みシステム技術協会 理事 渡辺 博之 氏 |
ETロボコン2022開催概要 | ETロボコン本部運営委員長 櫻井 隆 氏 |
競技内容 | ETロボコン本部技術委員長 引地 政征 氏 |
審査内容 | ETロボコン本部審査委員長 土樋 祐希 氏 |
ETロボコン2022への期待 | ETロボコン本部実行委員長 星 光行 氏 |
ETロボコン参加団体による活用事例紹介 |
開催発表会資料
参加団体による活用事例紹介
武藤 崇史 氏
宮崎大学片山徹郎研究室
◆プロフィール
宮崎大学大学院修士課程においてソフトウェア工学の研究を行う。研究室の有志のメンバーと共にETロボコンに参加。2021年はチームリーダーとして、4年連続でアドバンストクラスCS大会に出場を果たし、若手奨励賞を受賞。
谷口 亘 氏
三井住友海上火災保険株式会社 IT推進部
◆プロフィール
1989年より外資系金融機関等の社内IT部門で勤務。2020年より現職。設計と実装の結果が目に見える世界を金融SEにも経験させようと、2019年より本大会へ参加を企画・実行。2021年プライマリークラスCS大会で競技3位と見るべきモデル大賞を受賞。
Q&A
開催発表会でいただいた質問と回答は以下に公開しております。