11/21(日)に、チャンピオンシップ大会が行われました!大会の結果は以下の通りです。
プライマリークラス
競技部門
所属 |
優勝 |
チームHAL大阪2 |
学校法人 日本教育財団 HAL大阪 |
優勝 |
EMP |
麻生情報ビジネス専門学校 電子システム分野 |
第3位 |
MSモード2 |
三井住友海上火災保険株式会社 IT推進部 |
モデル部門
所属 |
見るべきモデル大賞 |
MSモード2 |
三井住友海上火災保険株式会社 IT推進部 |
見るべきモデル大賞 |
color |
デンソー工業学園 |
アドバンストクラス
競技部門
所属 |
優勝 |
PSDGs |
パナソニック システムデザイン株式会社 |
準優勝 |
チームEYES |
株式会社アイズ・ソフトウェア |
第3位 |
DENSO Pathfinder |
株式会社デンソー |
モデル部門
所属 |
エクセレントモデル |
DENSO Pathfinder |
株式会社デンソー |
ゴールドモデル |
ミライルーツ |
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 |
ゴールドモデル |
HELIOS |
株式会社 アドヴィックス |
総合部門
所属 |
優勝 |
DENSO Pathfinder |
株式会社デンソー |
準優勝 |
ミライルーツ |
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 |
3位 |
チームEYES |
株式会社アイズ・ソフトウェア |
IPA賞(独立行政法人情報処理推進機構)
所属 |
IPA賞 |
チームEYES |
株式会社アイズ・ソフトウェア |
受賞事由 |
要求分析において、GSNによる非機能要求の明確化、FMEAによる機能不全モードの分析など、信頼性を高めるための取り組みがされていました。また、工夫点としてもビンゴをパーフェクトに達成するための改善が示されており、高い効果を出していることが読み取れました。
実際、2回の走行をパーフェクトで達成、しかもLコース-15秒、Rコース-14.7秒と素晴らしい成績でした。走行も他のチームに比べて高いレベルで安定していたように思います。
このようにモデルおよび走行において、高い信頼性と性能に特筆すべき取り組みがあったことから、IPA賞にふさわしいと判断いたしました。
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TOPPERS賞(NPO法人TOPPERSプロジェクト)
アドバンストクラスとプライマリークラスで、提出されたモデルシートを対象に実装設計技術に関する創意と工夫の観点で評価をしました。
タスクの設計、振る舞い、設計意図、創意・工夫の有無等の観点で評価した結果、アドバンストクラスで6チーム、プライマリークラスで1チームにそれらの点が記載されていることを確認し、それぞれの部門で特に受賞に値する以下のチームを選定しました。
所属 |
アドバンストクラス |
DENSO Pathfinder |
株式会社デンソー |
受賞事由 |
・タスク設計情報と振る舞いについて、設計根拠を含めて詳細かつ丁寧に記載されていること
・走行に関わる処理と、運搬計画に関わる処理について、優先度や実行タイミングに関する要件を明記し、それらに基づいて適切に設計されていること
・タスクと実行パッケージの関係が明確に示されていること
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所属 |
プライマリークラス |
チームフルハウス |
パイオニアシステムテクノロジー株式会社 |
受賞事由 |
・タスク設計とその設計根拠が説明されていること
・実行周期に基づくタスク分割について説明があること
・データキューを活用したタスク間通信について説明があること
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若手奨励賞(一般社団法人情報処理学会)
所属 |
若手奨励賞 |
KatLab |
宮崎大学片山徹郎研究室 |
受賞事由 |
企業チームが多いアドバンストクラスにおいて、総合4位の成績であり、モデル・走行ともに企業チームに負けない高い成績を出されました。
また、研究室で継続して出場することで、4年連続でCS大会に出場しており、毎年効率化のための新しい取り組みをしている点も素晴らしいと思います。
要求分析には「来年以降に再利用しやすいシステムにする」といった要求を組込み、アーキテクチャにもその意図が組み込まれています。来年以降も楽しみです。
また、シミュレータの特性を活かした動作確認の自動化へ取り組みなど、今世の中で求められている開発のスタイルも取り入れております。
このようにETロボコンを通じて学生の模範となるような取り組みをされていることを評価し、若手奨励賞を授与いたします。
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