ETロボコンってどんなコンテスト?
その1:全国9地区による地区大会、勝てば全国大会へ!
全国9地区で地区大会が行われ、各地区大会を勝ち上がったチームはチャンピオンシップ大会(全国大会)に出場することができます。
各都道府県ごとに、図のとおり参加想定地区を定めています。
その2:3つのクラスの中からレベルに合わせて出場クラスを選択
参加者のレベルによって、以下の3つのクラスが設けられています。
- エントリークラス
プログラミングや設計が未経験の方向けのクラスです。プログラミングやモデリングの基礎を学べます。 - プライマリークラス
プログラミングや設計はしたことがあるけど、経験は少ない…という方向けのクラスです。プログラミングやモデリング、チーム開発ならではのプロジェクトマネージメントも学べます。 - アドバンストクラス
プログラミングや設計の基礎はOK!応用を学びたい方向けのクラスです。プライマリークラスの内容に、制御技術やAIなどの要素が加わります。
その3:ハードウェアはみんな同じ!ソフトウェアで勝負
ソフトウェアの優劣を競うコンテストとするため、 ハードウェアは市販キットを使った規定のものとし、バッテリーも規定のものを使用します。
ハードウェアは、ETロボコン出場に必要なパーツが揃う「ETロボコンキット」を参加者向けに特別販売しています。
その4:総合成績は「設計」+「競技」で決定!
参加チームはどの出場クラスにおいても、モデルシート(設計書)の提出が義務付けられます。
つまり、大会で良い成績を目指すためには、実際の競技の走行の出来栄えに加え、その走行のためのモデルシート(設計図)の信頼性や、一貫性などを意識する必要があります。
競技には、スタートからゴールまでの走行タイムを競う部分と(コース上半分)、難所をクリアする部分(コースした半分)があります。競技の順位は、走行タイムと、難所クリアによって得られるボーナスタイムの合計によって決定します。
※難所の種類は出場クラスによって異なります。詳しくは規約をご覧ください!
出場に向けての準備
参加に必要な機材は全て参加チームにて準備してください。
各イベントの紹介
チャンピオンシップ大会までのロボコンに関わるイベントをご紹介します。
開催発表会にて、今年度のETロボコンの競技内容を初めて発表します。
大会で使用するコースやロボットも実際に見ることができ、過去参加チームの事例紹介や実行委員との交流もあるため、初参加の不安を解消できます。
参加者向けに技術教育を全2回(技術教育1、技術教育2)実施します。参加は任意です。
2022年は動画配信にて実施し、各地区でフォロー会を開催します。
コンテスト前に、本番コースによる試走機会を提供します(2回予定)。
チューニングのヒントなどを掴んでいただくことができます。
ETロボコンでは、競技だけでなくモデルの評価も行われるため、大会の3週間前を目途にモデルの提出が求められます。提出されたモデルに対しては、審査員による評価コメントが付けられます。
参加者がその後の教育に生かすことのできる素材として、全出場チームのモデルシートを、コンテスト後に全ての出場チームに電子媒体にて配布します。(ただし、モデル未提出チームには配布しません。)
ETロボコンの地区大会は、3つのイベントで構成されます。
各地区大会より選抜された参加チームにて、チャンピオンシップ大会を行います。全国の猛者たちが集まり、真の王者を決定します!
毎年、ET展という展示会の開催日に合わせて開催されます。
チャンピオンシップ大会の構成は地区大会と同じく、競技会、モデリング・ワークショップ、 懇親会を行います。
※エントリークラスは地区大会のみ実施し、チャンピオンシップ大会には出場できません。
表彰
各地区大会、チャンピオンシップ大会とも、各クラスでの上位チームおよび実行委員会が特に認めるチームを表彰します。
その他、後援・協賛いただいている団体からの表彰もあります。
ETロボコン活用事例
ETロボコンを人財育成や技術交流の機会として活用された企業・学校の成功事例や、開催発表会にてご登壇いただいた過去の参加チームの皆様の声を公開しています。ぜひご覧ください!
参加申込方法
参加申込方法や参加費については、以下のページをご覧ください。