- 開催日時－2019年6月14日(金) 15:00-16:45
- 開催場所－グランフロント大阪
- 参加人数
- 来場者－約120名
- ET WEST杯参加者－24名(6チーム)
- 実行委員－10名
- セッション概要
タイトル: 今年もロボット動かします。ETロボコン2019の見どころ、勘所！
～働き方改革の波がETロボコンにも。。。今年はチャレンジングな競技が期待できる走らせ方改革?!～
http://www.jasa.or.jp/etwest/conference2019/confpage-hu04.html
実施内容
6/13-14に開催されましたET WEST/IoT Technology WEST 2019において、ETロボコンに関するセミナーセッションを開催しました。
今年のセッションでも、2019年度の本番コースを会場に設置し、ETロボコンのロボットが実際にどのように動作させているかをデモを交えて解説しました。
また、ETロボコンでは重要な要素でありますモデルについても紹介しました。その他、6チームによるET WEST杯を開催しました。
当日のセミナーの構成は以下の6部構成で実施しました。
第一部 ： 導入編 ETロボコンとはどのような大会なのか？
担当 ETロボコン関西地区実行委員会 事務局局長 松尾圭浩
来場いただきました皆様に、ETロボコンとはどのような大会であるか開催概要をご紹介しました。
第二部 ： 競技編 ETロボコンの競技はどのようなものか？
担当 ETロボコン本部実行委員会 技術委員長 高橋寛之
2019年度のデベロッパー部門の走行体、コース、障害物等をご紹介しました。
第三部 ： 実践編 ロボットはどのようにして走らせている？
担当 ETロボコン関西地区実行委員会 前運営委員長 佐藤亨
ETロボコンの走行体を動作させる最初の一歩であるライントレースの仕方について、走行デモも交えて紹介しました。
会場には今年2019年度の本番コースを用意し、アドバンストクラスの新しいゲームであるブロックビンゴについての攻略方法を大胆にも紹介しました。どのように画像処理すればいいかのヒントがたくさん盛り込まれていました。
第四部 ： モデル編 ロボットはどのように作っていくのか？
第五部 ： オブジェクト指向編 Object の意味と認知心理学から見たオブジェクト指向の正しい考え方
担当 ETロボコン関西地区実行委員会 実行委員 岩橋正実
ETロボコンでは、走行競技だけでなくモデルの提出も評価対象になります。
そもそもモデルとは何か？ETロボコンに取り組むことでモデリングスキルをいかに習得できるかについて説明しました。
また、関西地区独自勉強会ZEROで実施しているオブジェクト指向のセミナーセッションの一部を実施しました。
人がオブジェクトを認知することを体感しながら、オブジェクト指向の考え方を説明しました。
第六部 ： 模擬競技編 本番さながらの練習試合！ET WEST杯！
2019年度の本番コースを利用して、実際の競技と同じルールで模擬競技「ET WEST杯」を実施しました。
プライマリークラスに4チーム、アドバンストクラスに2チームが出場してくれました。
当日、あまり練習時間が確保出来ない中、各チームともに本番さながらに大勢の方に見守られながら競技を実施しました。
アドバンストクラスは残念ながら新しいゲームであるブロックビンゴにチャレンジするチームはいませんでしたが、プライマリークラスではルックアップトリプルをしっかり決めてくるチームもあり、今年の大会が楽しみになりました。
ET WEST杯の結果は以下のとおりです。
ぜひ、今回の経験を9月の地区大会に活かしてください！
＜ET WEST杯の結果 []内はリザルトタイムです＞
[プライマリークラス]
1位 あいらんどボーイズ（株式会社島精機製作所 システム製造技術部） [11.0秒]
2位 かくかく [36.1秒]
3位 ロボ太郎（大阪府立城東工科高校） [36.3秒]
4位 ほっとけーき（株式会社アイ・エス・ディ） [38.3秒]
[アドバンストクラス]
1位 KAMOGAWA（京都府立京都高等技術専門校 システム設計科） [25.4秒]
2位 チームくらクル（ダイハツ工業株式会社 くらしとクルマの研究所） [240.0秒]
最後に、表彰準備の間に、「爆速!?かっ飛び!レジェンドデモ走行」と題して、関西地区実行委員メンバーがアドバンストクラスのライントレース部分について、速さの勝負をしました。10秒台でかっ飛ばした走行を見せてくれました。
当日は立ち見の方が出る中、多くの方にご来場いただき、ありがとうございます。
また、ET WEST杯に参加いただきましたみなさん、ありがとうございます。
