2023/6/3(土)に東京・北関東地区 実行委員会主催の技術教育1フォロー会をZoomにて開催しましたので、ご報告致します。
技術教育1フォロー会とは?
技術教育1フォロー会は東京・北関東地区の独自イベントです。
実行委員会よりロボコンに必要な知識や情報を技術教育資料・動画として参加チームの皆様に展開されましたが、6月に入り、本格的に学習を開始されたチームも多いのではないでしょうか。
ETロボコンにはプログラミング開発未経験者や新入社員としてはじめてチームでの開発に関わる方、プログラミングやUMLの学習を始めたばかりの学生の方など様々な背景をもつ方が参加されます。
資料や動画を見て分からないことがある、もっと詳しく知りたいなど、実行委員に対して質問ができる場として、東京・北関東地区ではこの「技術教育1フォロー会」を実施しております!
まだETロボコン活動を開始して、お悩みや今後の不安がある方も、他のチームの方に状況を聞いたり、実行委員にアドバイスを求めることのできるとても貴重な場です!
開催概要
日時:2023/6/3(土)13:00~16:30
実施方法:Zoomによるオンラインミーティング形式
実施内容:
12:45~13:00 待機室入室可
13:00~13:30 注意事項説明
13:30~14:00 アイスブレイク
~休憩10分~
14:10~14:40 技術教育1ダイジェスト説明
14:40~15:10 質疑応答(Slido を利用)
~休憩10分~
15:20~16:20 質疑応答(Slido を利用)
16:20~16:30 クローズ
当日の様子
当日は、全11チーム、37名の参加がありました。
今回はイベントの後半の質疑応答の際に、少しでも発言や質問がしやすくなるように、アイスブレイクを行いました。Zoomのブレイクアウトルームを使用して1ルーム5名~6名に分かれ、実行委員がファシリテータとなり、自己紹介やロボコンの現状、質問確認やそれぞれのお話など自由に発言する場になりました。
学生・企業関係なく、同じ目標に向かって活動するライバル同士ではありますが、お互いに交流する場にもなったのではないでしょうか。
チーム名の由来やロボコンへの意気込みなど実行委員も参加者のことを知ることができた楽しい時間でした。
アイスブレイクの後は休憩をはさんで、いよいよ本日のメイン「技術教育1ダイジェスト説明」を実施し、実行委員の担当者により資料の説明が行われました。ロボットの構造や簡単なプログラムの説明などの内容でしたので、皆様の学習に役立てていただければと思っております。
技術教育1ダイジェスト説明の中では、実機やプログラミングの説明と、モデルに関する説明がダイジェストで行われました。
ETロボコンでは、実際の走行だけでなくモデルも評価対象となっているため、どちらかをおろそかにすることはできません。モデルの作成は時間がとてもかかりますが、ぜひ、本日の内容を参考にしていただければと思います。
実行委員による説明後、Slidoというオンラインツールを使用して、質疑応答を実施しました。事前宿題として、参加者の皆様にSlidoへの質問投稿をお願いしていましたが、今回の技術教育1フォロー会では、説明を聞いた後に質問を投稿いただいた方が多かったようです。
このSlidoは、質問を投稿後、参加者の皆様が特に聞いてみたい質問に対して「いいね」を押すことで、一目瞭然で質問の優先順位を決めることができます。
特にいいねが多かった質問から、実行委員が回答をしていきました。「UMLの勉強法」「ジャイロセンサの使い方」「アクティビティ図とステートマシン図の違い」など、実装、モデル両方に関わる質問がありました。
実際に昨年のモデルを使用して、多くの参加者がモデル作成時に悩まれるステートマシン図とアクティビティ図の書き分けについて、詳しく例を交えて説明もありました。
おわりに
いよいよ、どのチームも環境構築が完了し、実際にプログラミングやモデル作成を開始されたチームも多いのではないでしょうか。
今回参加された参加者の方の中では、プログラミング自体がはじめてだという方や、UMLは書いたことがないという方も多くいらっしゃいました。
次回、東京・北関東地区では「技術教育2フォロー会」を開催予定です。そこでも質問コーナーを設ける予定ですので、ぜひご参加ください。
また、今年度はStockを使用して、参加者の皆様と実行委員が交流することが可能です。東京・北関東地区のフォルダも用意されておりますので、お気軽にご連絡いただければと思います。
それでは、技術教育2フォロー会でまたお会いしましょう!